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はしかの症状

 はしかの症状は主に3つの時期の症状に分類できます。


1.カタル期(前駆期)

 平均すると、ウイルスに感染してから、その症状が
発症するまで10日前後かかります。この時期は
カタル期(前駆期)とよばれます。


はしかが発症すると、「38℃前後の発熱」、「鼻汁」、「咳」、
「くしゃみ」などの風邪と同様の症状が見られ、さらに
「めやに」や「結膜充血」などの症状がみられ、
徐々に悪化してゆきます。


しかし、はしかは途中で短期間解熱する(1℃くらい下がり気味)
という特徴があります。


そして最初の発熱が下がってくる頃、ほほの内側に細かな
白い発疹(コプリック斑)がみられるのが麻疹の症状の
大きな特徴といえるでしょう。


そしてこのような症状が出始めた時期(カタル期)が
他の人への感染力が最も強力な時期です。


2.発疹期

そのように、一時的に熱が下がりますが、その後に熱は再び
上昇し始めます。

この2回目の発熱は、最初の発熱より高くなることが多く、
40℃を超えることもあります。


そして、はしかの症状の特徴である発疹が同時に出現
してきます。


発疹はどのように出てくるでしょうか?

発疹は、はじめ赤い2,3ミリ程度の小さな発疹として首や耳の後ろに
出てきます。

その後、互いに融合して、不整形の赤い斑点として見え、次第に
顔から体全体、手足の末端へと広がってゆきます。 

特に人間の胴体部分の発疹の各々は、徐々に癒合(ゆごう)して
大きくなってゆき、やや盛り上がって、色は濃くなっていきます。


そして発疹が全身に広がった頃に、熱は徐々に下がってきます。


発疹の出現は、ウイルス曝露の約14日後で、発疹が続く期間は、
発疹出現後、だいたい72時間程度持続します。


3.回復期

発疹が出て約3日続いた発熱も、回復期にはいると解熱し、
全身の倦怠感は緩和されてきます。

発疹はその後、赤みが薄くなり黒ずんだ色が残りますが、
約1カ月くらいでなくなります。

7〜10日後には合併症のないかぎり回復します。



はしかの症状として他には、発熱、発疹のほかに、解熱後も
咳や鼻汁がしばらく残るということもあげられます。

さらに口腔内の粘膜がかなり痛みます。

そのために、口から物や水分を採りいれることが難しくなり、
はしかにかかりやすい年代である乳幼児は脱水症状になる
危険性があります。


posted by はしか 三日はしか 大人 at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | はしかの症状

はしか 診断基準


初期の段階ではしかかどうかを診断するのは難しいのですが、
基本的に以下の3つの基準を満たしているかが診断されます。

・全身に発疹が出ているか
・38.5 ℃以上の発熱があったか
・せき、鼻汁、結膜充血などはどうか

 さらに、ほほの内側に細かな白い発疹(コプリック斑)が出現
 しているなら、それは有力な判断基準となります。
posted by はしか 三日はしか 大人 at 21:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | はしかの症状

はしかの治療


 麻疹ウイルスに対する薬はありません。

それで、自然治癒するのが一般的なので、それぞれの
症状に対する対症療法(熱には解熱剤、鎮痛剤、咳には咳止め
など)が中心となります。

さらに、合併症予防のために抗生物質の投与が行われたり、
高熱のために脱水症状が起きている場合には点滴で水分を
補給するということも行なわれます。


■一般的な治療法

熱がある間は安静にさせます。さらに解熱後少なくとも
3日間は安静にしましょう。

適度の室温と湿度を保つようにしましょう。 
高熱なのにさらに過度に保温することは避けましょう。
脱水症の原因になりかねません。

高熱のため脱水を起こしやすいので、お茶、果汁、スポーツ
ドリンクなどで充分水分補給をしましょう。 
ただし咳き込んで吐いてしまわないよう、少しずつこまめに
飲ませてあげましょう。

もしも「唇がカサカサ、ぐったりしている、おしっこも出が悪い」
というときには脱水症を起こしている可能性があるので
急いで病院に診てもらうようになさってください。


肺炎、脳炎などの合併症が疑われる症例では入院治療を行います。
posted by はしか 三日はしか 大人 at 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | はしか 治療

はしかの合併症


 正確な統計ではありませんが、ある地域の流行から推測
される数字は、合併症として肺炎が年間約4800件、脳炎は年間55件、
死亡は年間88件程と推測されます。


特に、はしかによる死亡要因の2大死因は「肺炎」と「脳炎」です。


【肺炎】 

はしかの合併症の中でも多いのは肺炎です。

最初の発熱から10日を過ぎても熱が下がらず、咳がどんどん
ひどくなるときは肺炎を合併している可能性があります。

ウイルス性肺炎、細菌性肺炎などを疑う必要があるかもしれません。


【脳炎】

熱の上昇が続き、けいれんや意識障害を伴うときは、
脳炎を合併してる可能性があります。
至急医師に受診してもらいましょう。

約10万人に1人の割合で亜急性硬化性全脳炎という後遺症が
起こることがあります。

麻疹にかかったあと数ヶ月から数年後に起こる脳炎です。

この脳炎にかかると、様々な知的行動の異常があり、その後
進行すると痴呆・寝たきり・昏睡となり6ヶ月から数年で
死にいたる怖い病気です。


それで、麻疹の状態は良くなりかけているのに、
「眠ってばかりいる」、「けいれんを起こす」、「意識がもうろうと
している」という場合は「脳炎」を疑う余地があります。
この場合は至急受診なさるようお勧めします。


さらに麻疹患者の約5〜15%という高い確率で合併するのが、
【中耳炎】です。 

乳幼児では症状を訴えないので、注意が必要です。


さらに【喉頭炎】や【喉頭気管支炎】もはしかの合併症として
よく観察されます。
posted by はしか 三日はしか 大人 at 21:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | はしか合併症

はしかの予防接種


 日本においての麻疹ワクチンの予防接種は昭和41年から
開始されました。

ワクチンによる免疫獲得率は95%以上ですから、予防接種としての
有効性は明らかです。さらに、14年間は持続することが確認されて
います。

1〜7歳6ヶ月までは公費で予防接種が受けることができます。

はしかにかかる子供の6割以上が2歳以下の子供であるということ、
さらに1歳になるとお母さんからの免疫が完全になくなりますので、
1歳を過ぎたらなるべく早く小児科もしくは内科で予防接種を受ける
ことは望ましいといえるでしょう。


近年では接種率が以前より低迷して75〜80パーセントに落ちて
きています。 そのような接種率の低下に加えて、1回のワクチン
接種では生涯免疫が不完全と言われています。

その結果、最近問題になってきている大人の麻疹が増加している
傾向にあるため、成人してからの麻疹ワクチン接種が最近
勧められています。
posted by はしか 三日はしか 大人 at 21:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | はしか予防接種

大人のはしか症状


 はしかは、ふつう乳幼児がかかる病気ですが、免疫を持って
いなければどのような高齢の人でも感染する病気です。


日本では昭和41年から麻疹ワクチンの予防接種が行われる
ようになり、はしかの流行の間隔が昔に比べると長くなって
きました。

 しかしそれに伴ないある問題が生じてきました。
つまり、流行がしばらくなかったので予防接種を受けずに成長し、
久しぶりの流行の時に10代後半や、成人で麻疹にかかる人が
近年増加しているということです。


 約3年間分のはしかの発症を年齢別にみると、1歳児の発症が
一番多いのですが、10代後半の患者も2000人以上、20歳以上の
患者も1500人以上を数えます。 

実際この数字は増加してきており、軽症の人も入れると、
実際の大人の麻疹患者数は、もっと多いと推測されます。


 また幼児期にワクチンの予防接種を受けた、さらに麻疹に
かかった経験があっても、次第にはしかに対する免疫は
弱くなってきます。
実際、乳幼児期にワクチンを接種していても、数十年で
その抗体が切れてきます。(最低14年はもつということが
実験により証明されてはいますが)

ですからこれまでは、麻疹には一度かかると、今後二度と
かかることはないという考え方が一般的でしたが、
最近の大人がかかるはしかの流行を観察していると、
必ずしもそうは言えないことがわかります。


 さらに大人の場合、はしかと診断されにくいという問題
があります。

普通の内科では、流行でもしていない限り、風邪に似た発熱や
せきといった症状から、はしかと診断されることはあまり
ありません。


 大人が麻疹にかかっても、基本的には子どもの麻疹と同様の
症状が見られます。高熱やひどいせきが見られます。

さらに腹痛、黄疸(おうだん)、肝機能障害といった腹部症状が、
通常の麻疹の症状とともによくみられ、1週間近い入院が必要に
なったりすることもあります。
また妊娠中の女性では、早産や流産に至ったという例も報告
されています。


このように大人のはしかは全体として子どもよりも症状が
劇症化しやすく、身体の抵抗性が低くなり、重い病気を合併する
ことが多く、一過性の肝機能障害をきたしたり、時には死亡する
こともあると言われます。


実際に、経験された方はわかると思いますが、大人のはしかは
かなり大変です。
大人になって麻疹を発症されると、個人的な友人のある方の
場合ですが、40度の高熱、目の充血、もうろうとした意識
などの症状で入院されました。


もしも自分が乳幼児期に麻疹にかかったかどうか親から
確認できなかったなら、 抗体検査をされるのもひとつの方法
です。そして抗体検査で陰性だったなら、予防接種を考えた
ほうがよいかもしれません。


大人になってからの麻疹ワクチンの予防接種、考慮する価値は
あるかもしれません。


posted by はしか 三日はしか 大人 at 21:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大人のはしか

はしかという病気

はしか(麻疹)とは、強い感染力を有する
「急性熱性(急激な発熱が特徴)発疹性(発疹が特徴)疾患」です。

はしかはウイルス感染症に分類されます。


麻疹ウイルスはヒトを自然宿主とします。 

その麻疹ウイルスが他の人にうつる主な原因は飛沫感染、
つまり空気感染によります。

そして、その伝染力はとても強く、大抵の方が一度は感染
したことがあるかもしれません。


はしかは毎年地域的な流行が繰り返されています。

2007年は関東地方を中心に流行の兆しが見えています。


麻疹にかかる患者の60%以上の割合を割合を占めるのは
2歳以下の乳幼児で、罹患者の95%以上が予防接種を受けて
いないというデータがあります。

生後6ヶ月以内は母親からもらった免疫が残っているので、
ほとんどかかることはありませんが、平均的に2歳から6歳が
かかりやすい年代といえるでしょう。


麻疹ウイルスの潜伏期間はおよそ10日間ほどです。

そして、その後、症状が現れたおよそ5日後くらいまで、
他の人に感染する影響力が非常に強い期間が続きます。


はしか予防接種が行なわれるようになって昔に比べると、
大流行することが少なくなっていますが、それでもその強力な
感染力はまだまだ私たちに影響を及ぼしていて、
特に保育園や幼稚園などではいったん流行し出すと
あっという間に広がってゆくことがあります。


近年の日本の麻疹ワクチンの予防接種率はどれくらいでしょうか?

約80%というデータがあります。


はしかにかかった時に特に怖いのが、様々な合併症
起こることです。

日本では年間50人近い子供が平均して亡くなっています。

特に最近では大人はしかにかかってしまい、
重い合併症をわずらうこともあります。

posted by はしか 三日はしか 大人 at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | はしかとは

麻疹、フランスなどヨーロッパ各国の流行に伴ない、はしかの輸入増加[2011年5月]

最近、ヨーロッパ各国で麻疹が流行しているようです。

それに伴ない、海外へ出かけた日本人が麻疹の媒体になってしまい、日本にウィルスを持ち込んでしまうことがあるようです。

【琉球新聞より引用】
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-176728-storytopic-1.html

はしか欧州から“侵入” 「渡航の際はワクチンを」
2011年5月3日
 高熱が出て全身に発疹が出る感染症、はしかがフランスなど欧州各国で流行し、現地で感染し日本入国後に発症した人の報告が増えているほか、フランスで流行しているウイルスが日本で検出されるなど、欧州から入ってきていることが3日、国立感染症研究所のまとめなどで判明した。
 日本は12年度までにはしかの流行をゼロにする目標を掲げ、ワクチン接種を強化、患者は年々減少し、今年は4月27日までに報告されたのは146人。ただ、こうした「輸入例」や二次感染の増加を念頭に置いた対策が必要になりそうだ。
 同研究所感染症情報センターでは「かかったことがなくワクチン未接種の人は、欧州に行く前に接種すべき」と話している。(共同通信)
【ココまで】

渡航の際はワクチンを!
posted by はしか 三日はしか 大人 at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | はしか 大人のはしかに関するニュース

10代後半のはしか 6年前の最流行時に迫る 2007年5月7日

15歳以上のはしか増加  6年前の最流行時に迫る

共同通信社 05月07日20時32分


 関東南部などで流行中の麻疹(はしか)の15歳以上の

患者が増加し、近年最も流行規模が大きかった01年に

迫る勢いであることが国立感染症研究所の7日までの

まとめで分かった。


10−20代が多いのが特徴。

感染研は「10代、20代は活動範囲が広く国内外への

拡散が心配」と注意を呼び掛けている。


全国の約450医療機関から報告された15歳以上の患者は、

年始から先月22日までに計102人。

http://news.fresheye.com/article/fenwnews2/1100001/200705
07203255_ky_ts149/index.html
(共同通信社 05月07日20時32分より引用)


10代後半から20代の大人のはしかのニュースが今年は本当に多いです。

先月、東京の都立高校や、別の大学でもはしかにより学校が休校に
なりました。 まさにその年代ですね。


さらにこんなニュースも東京都の公式サイトに出ています。

都立学校における麻しん集団発生について
平成19年5月7日
教育庁

 都立足立養護学校において麻しんの集団発生がありました。

 7名が麻しんに感染し、他にも18名の麻しん疑いがある
生徒がでています。

 東京都教育委員会では、学校及び保健所と連携し、5月8日(火)から
5月13日(日)まで臨時休業の措置をとることを決定しましたので
お知らせします。

 麻しんにより臨時休業した都立学校は、高等学校3校、今回の
特別支援学校1校の4校となります。

 東京都教育委員会では、学校関係者に対し注意喚起を行う
とともに拡大防止に努めてまいります。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/05/20h57400.htm
(東京都公式サイトより引用)

皆さん、はしかが流行の兆しです。

気をつけましょう!
posted by はしか 三日はしか 大人 at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | はしか 大人のはしかに関するニュース

はしか、関東で流行の兆し。若者が危険?

はしか、関東で流行の兆し…過去に比べ若者の発病が増加
5月2日23時28分 読売新聞


 2004年ごろから激減していたはしかが、関東で流行の
兆しをみせている。

 国立感染症研究所が2日公表した定点調査でわかった。
過去の流行に比べて、10〜20歳代の発病者が多い。
ゴールデンウイークの行楽客によって感染がさらに広がる
可能性もあるため、同研究所は注意を呼びかけている。

 同研究所が全国約450の基幹病院を対象に行っている
定点調査によると、報告があった15歳以上の患者数は
先月16日から1週間で39人に上り、01年の大流行時に
記録した1週間あたり54人に迫りつつある。

東京都立高3校が、はしかの集団発生で臨時休校となったほか、
創価大(東京都八王子市)も今月6日まで全授業を休講にした。
愛知県や大阪府など他の大都市圏でも患者が増えている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070502-00000413-yom-soci
(yahooニュースより引用)

今年は、関東で、しかも乳幼児よりも若者にはしかが流行している
ようですね。

麻疹ウイルスはかなり強力な感染力を持っています!

人ごみの中へ出かける予定の方、学校や職場で流行の兆しが
見られる方、子供の頃にはしかにかかった覚えのない方、
充分、感染しないように気をつけてゆきましょう!

posted by はしか 三日はしか 大人 at 21:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | はしか 大人のはしかに関するニュース